<内容>
皆さんご存知の通りヨーロッパは6大州の1つです。ユーラシア大陸の西部をなす半島状の部分と、それに付属する諸島から成り立っています。北・西・中央西・東ヨーロッパと分かれており、面積約1050万平方キロメートル、人口約7億2600万人(1995)の人々が住んでいます。約40国もの独立国があるために多様な社会、民族が存在します。そのために日本とヨーロッパの関係も多様です。
この本では日本を基点として、ヨーロッパを様々な面から見て比較しています。
        
第1章         「日本とヨーロッパ」の意味
第2章 「自然」から見た日本とヨーロッパ
第3章 「民族と国家」からみた日本とヨーロッパ
第4章 「文化」からみた日本とヨーロッパ
第5章 日本の劇場とヨーロッパの劇場
第6章 歌舞伎とシェイクスピア
第7章 メルヒェンにみる21世紀予測
第8章 日本とヨーロッパのスポーツ文化
第9章 日本とヨーロッパの学校教育
第10章 ファッションからみた日本とヨーロッパ
第11章 日本とヨーロッパの宗教と思想
第12章 「社会」からみた日本とヨーロッパ
        
コ メ ン ト
この本を参考にした授業では、それぞれ1人ずつ各自で好きな章を選び、プレゼンテーションをしました。
この本を通して、自然、民族や国家、劇場、歌舞伎とシェイクスピア、教育、ファッションなど文化とはまた少し違った視点からヨーロッパを比較し、どれも興味深いものでした。
日本とヨーロッパの最初の出会いは15世紀末。かつて近代化が進んでいたヨーロッパは日本の憧れでもありました。自分の身近にあるものをちょっと見渡して見てください。いまあなたが着ている洋服も、座っているいすも食べるときに使うフォークもスプーンもすべてヨーロッパからきたものです。現在の日本とヨーロッパがあるのは互いに影響を与え合い、何が自分たちの国を作り上げていくことに適しているか試行錯誤した結果でもあるのです。
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